計量分析2
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オフィスアワー
なし(非常勤のため).質問・相談は授業終了後に受け付ける.
授業概要
本授業ではミクロ計量経済学(=個票データを用いた実証分析の手法)を学ぶ.前半では,まず大学中級レベルの統計的推測の理論を復習し,それを踏まえて回帰分析による因果関係の分析の意義と限界を学ぶ.後半では,より高度な因果推論の手法を紹介する.
到達目標
各自のゼミ研究で,個票データを用いた実証分析を実践できる.
授業方法
講義と復習テストを交えながら,教科書に忠実に授業を進める.またデータ分析の実習を宿題として課す.復習テストと中間テストはチェックして返却する.
事前・事後学習の内容
授業の前後に教科書の該当部分を必ず予習・復習すること(予習・復習各60分程度).
成績評価方法
宿題・復習テスト(50%)と試験(50%).すべての宿題について,全問に解答し(正答である必要はない),期限内に提出することが単位認定の必要条件.グループで取り組んでよいが,提出は個別に行うこと.その上で計量経済学の基本用語を正確に定義できることが合格(C以上)の最低基準.
履修上の注意
前期に「計量分析1/計量経済学上級講義1」を履修すること.
教科書
田中隆一 (2015)
『計量経済学の第一歩---実証分析のススメ』
有斐閣(授業に持参すること)
参考書・資料
東京大学教養学部統計学教室編 (1991)
『統計学入門』
東京大学出版会
加藤久和 (2019)
『やさしい計量経済学:プログラミングなしで身につける実証分析』
オーム社
日程は進行状況に応じて調整します.教科書の該当部分を事前に読んでくること.
- (9月26日)ガイダンス,計量経済学のキーワード(1)
- (10月3日)gretl入門,データの整理(2)
- (10月10日)確率・確率変数・確率分布(3.1-3.2, 3.4)
- (10月17日)多変量分布と統計的推測に必要な分布(3.3, 3.5)
- (10月24日)統計的推測(4)
- (10月31日)単回帰分析(5)
- (11月7日)重回帰分析(6.1-6.3)
- (11月14日)回帰係数の検定(6.4-6.5)
- (11月28日)中間試験
- (12月5日)回帰モデルの定式化(7.1-7.3)
- (12月12日)不均一分散(7.4-7.5)
- (12月19日)操作変数法(8)
- (1月9日)パネル・データ(9)
- (1月16日)因果推論とマッチング法(10)
- (1月23日)回帰不連続デザイン(11)
- (1月30日)定期試験
- (9月26日)復習テスト1
- (10月3日)復習テスト2
- (10月10日)復習テスト3
- (10月17日)復習テスト4
- (10月24日)復習テスト5
- (10月31日)復習テスト6
- (11月7日)復習テスト7
- (11月14日)復習テスト8
- (12月5日)復習テスト9
- (12月12日)復習テスト10
- (12月19日)復習テスト11
- (1月9日)復習テスト12
- (1月16日)復習テスト13
- (1月23日)復習テスト14
- (期限:10月10日)宿題1
- (期限:10月24日)宿題2
- (期限:11月7日)宿題3
- (期限:11月28日)宿題4
- (期限:12月19日)宿題5
- (期限:1月16日)宿題6
- (期限:1月30日)宿題7
- 2020年度計量経済I:中間試験
- 2023年度計量経済I:中間試験
- 2020年度計量経済I:定期試験
- 2023年度計量経済I:定期試験
- 2022年度計量分析2:中間試験
- 2022年度計量分析2:定期試験